初春から初夏にかけて、河津桜に、梅、つつじ、紫陽花など一宮は華やぎます。桜祭り以外にも、見どころいっぱいの一宮。春を探しに、初夏の風に吹かれに遊びに来ませんか。
目次
萬葉公園
萬葉公園の河津桜
<2月下旬~3月中旬>
3月になると、地元の方々が植樹した約50本の河津桜が見ごろに。北側と南側では開花の時期が少しずれるので、桜を長く楽しめます。
萬葉公園の梅
<3月上旬>
萬葉公園高松分園の花しょうぶ・ホタル
<6月上旬>
高松分園では、38種・1,700株以上の花しょうぶが見られます。毎年6月初旬には「花しょうぶ祭」が開催され、お茶会や演奏会などが行われます。夜には、ホタルの鑑賞会も開催。
【SPOT】萬葉公園(本園・高松分園)雅な花と万葉ロマンを味わう公園
古くから萩原の地名があるこの地は、萩が群生していたと言われています。万葉集には萩の歌が多く詠まれていることから、「萬葉公園」と名付けられました。園内には6基の歌碑と44基の歌詞板が設置されており、梅園では「令和」の出典になった梅花の歌序文の歌誌板も見られます。
萬葉公園は本園と高松分園の2か所あり、本園には梅園・河津桜・ホタルの見える自然園・遊具広場・テニスコートやグラウンド、分園には、はなしょうぶ苑・白山社・樫の木文化資料館などがあります。
浅野公園
浅野公園のつつじ <4月下旬>
つつじの咲く公園としても親しまれ、赤・白・ピンクの色とりどりのツツジ1,000株以上を見ることができます。毎年4月下旬に「一宮つつじ祭」を開催しています。
【SPOT】浅野公園 浅野長政公の屋敷跡に作られた公園
浅野公園は、1916年(大正6年)、戦国時代の武将・浅野長政公の屋敷跡に作られました。
昔の屋敷跡の形を生かした浅野公園は、周囲をぐるりと囲んだ堀や、戦国期の城を模した築山・土塁などがあり、変化に富んだレイアウトになっています。
公園事業の中心となったのは、大正3年に組織された浅野史蹟顕彰会です。この地にあったとされる浅野城は、江戸時代にはすでに廃城し、田や畑になっていましたが、顕彰会が土地を買い上げて公園を整備しました(現在は一宮市が管理)。現在もボランティアの方によって、よく手入れされ、市民の憩いの場所になっています。
138タワーパーク
138タワーパークのバラ
<5月中旬~6月上旬>
「木曽川の源流から海までの流れ」をイメージしてデザインされたバラ園(ローズストリーム)では、5品種・約1,000株のバラが楽しめます。開花の時期に合わせて「ローズフェスタ」が開催され、様々な催しが行われます。
御裳(みも)神社
御裳(みも)神社のアジサイ
<6月上旬>
手水舎(ちょうずや)に浮かべられた色とりどりのアジサイが、インスタグラムで話題となり、多くの若い女性たちが訪れます。
広々とした境内には、約70種・8,000株ものあじさいたちが色鮮やかに咲いており、見物客の心を魅了。毎年この時期に合わせて「尾西あじさいまつり」が開催され、お茶会や苗木の販売、和太鼓や大正琴などの演奏、ライトアップも行われています。